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「感染不安」1日1600人休む 広島県内の公立小中、家庭学習のケア課題

2021/9/16 23:40

 新型コロナウイルスの子どもへの感染が広がる中、広島県内の公立小中学校で夏休み明け以降、今月上旬までに、「感染不安」の理由で学校を自主的に休んだ児童生徒が1日当たり約1600人いることが16日、県内全23市町の教委への取材で分かった。各教委は家庭でも学習が継続できるよう対策を進めている。

 文部科学省は昨年、感染が不安で登校しない児童生徒を「欠席」ではなく「出席停止・忌引等」に含めることができるとする通知を出した。今回、「感染不安」の理由で登校していない児童生徒の数を、夏休み明け以降1日当たりの数で尋ねて集計した。

 広島市教委によると、8月30日〜9月3日の1週間、平均で市立小では全児童のうち0・6%に当たる約360人、市立中では0・2%に当たる約70人が休んだ。

 新規感染者数が前週を下回った6〜10日は、市立小で0・4%に当たる約260人、市立中で0・2%に当たる約50人が休んだ。感染の拡大状況と連動する傾向がみられる。

 また、呉市教委によると1〜13日、1日平均で全体の1・3%に当たる約190人が休んだ。

 調査方法などは各教委で異なり、数を取りまとめていない三原、庄原両市と海田町、1日当たりの人数を出していない東広島市の各教委は除いた。このため実際に登校していない児童生徒はさらに多いもようだ。

 こうした中、登校できない児童生徒へのケアが課題となっている。各教委ではオンライン授業の実施のほか、担任教諭が学習課題を持参するなどして児童生徒の登校再開に備えている。(石井雄一、新本恭子、余村泰樹) 

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