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2歳投げられ重体 広島市西区 殺人未遂疑い 父逮捕(2020年7月5日掲載)

2021/9/22 16:01
広島西署

広島西署

 広島西署は4日、2歳の長男を床に放り投げたとして、広島市西区楠木町2丁目、会社員倉重貴英容疑者(36)を殺人未遂の疑いで逮捕した。長男は脳内出血などのけがを負い、意識不明の重体。

 逮捕容疑は3日午後10時40分ごろ、自宅で長男を床に放り投げ、殺害しようとした疑い。同署によると、倉重容疑者は妻と子どもの4人暮らし。倉重容疑者が119番し、長男の搬送先の病院が警察に通報して発覚した。倉重容疑者は「抱きかかえたら泣かれ、泣きやまないので腹が立って投げ落とした」と供述しているという。

 市児童相談所(東区)と西区役所によると、西区役所に3月、「父親が子どもをたたく家庭がある」と情報提供があった。児童相談所などは長男の体にあざがあり、虐待の疑いがあるとして、倉重容疑者を指導。長男の一時保護も視野に入れて、家庭訪問を続けていたという。警察には連絡していなかった。

 現場はJR横川駅から北東に約600メートルで、住宅や企業、店舗が立ち並ぶ一角。倉重容疑者と同じマンションに住む50代の会社員女性は「マンション内でこれまで大きなトラブルはなく、事件を知りびっくりした」と話していた。

    ◇

▽放り投げの2歳児死亡 広島市西区(2020年7月11日掲載)

 自宅で2歳の長男を床に放り投げたとして広島市西区楠木町2丁目、会社員倉重貴英容疑者(36)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で広島西署は10日、長男の結兜(ゆいと)君が亡くなったと発表した。殺人容疑に切り替えて捜査する。

 同署によると、結兜君はこの日午後、搬送先の広島市内の病院で死亡が確認された。同署は4日、前日夜に結兜君を床に放り投げ、殺害しようとしたとして倉重容疑者を殺人未遂容疑で逮捕。結兜君は脳内出血などのけがを負い、意識不明の重体だった。同署は司法解剖して死因を調べる。

 同署によると、倉重容疑者は「泣きやまないので腹が立って投げ落とした」と供述している。市児童相談所や西区によると、3月に「父親が子どもをたたく家庭がある」などと同区に情報提供があった。児童相談所は結兜君の体にあざがあることを確認し、家庭訪問を続けていた。

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▽2歳児 死因は外傷性脳腫脹 広島西署発表(2020年7月15日掲載)

 自宅で2歳の長男を床に放り投げたとして広島市西区楠木町2丁目、会社員倉重貴英容疑者(36)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で広島西署は14日、10日に死亡した長男結兜(ゆいと)君を司法解剖した結果、脳に激しい衝撃を受けたときに起こる外傷性脳腫脹(しゅちょう)が死因だったと発表した。同署は倉重容疑者が殺意を持って放り投げたとみており、殺人容疑に切り替えて捜査している。

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▽殺人罪で起訴 2歳児死亡 広島地検(2020年7月23日掲載)

 広島地検は22日、2歳の長男を床に放り投げたとして殺人未遂の疑いで逮捕、送検されていた広島市西区楠木町2丁目、無職倉重貴英容疑者(36)を殺人罪に切り替えて起訴した。

 起訴状などによると、3日午後10時40分ごろ、自宅で長男の結兜(ゆいと)君の両脇を両手で持ち上げ、立った状態でフローリングの床に後頭部から投げ落とし、殺害した疑い。結兜君は10日に死亡した。死因は、脳に激しい衝撃を受けたときに起きる外傷性脳腫脹(しゅちょう)だった。県警によると、倉重被告は逮捕時、「抱きかかえたら泣かれ、泣きやまないので腹が立って投げ落とした」と供述していたという。

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