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抗争、新たな火種警戒 山健組が山口組合流へ動き、中国5県警

2021/9/25 22:52

 特定抗争指定暴力団の山口組と神戸山口組の分裂抗争を巡り、神戸山口組を離脱した中核団体「山健組」が山口組へ合流する見通しとなったのを受け、中国地方の5県警が警戒を強めている。2015年8月の分裂後、双方の構成員が襲撃されるなどの事件が各地で相次ぎ、中国地方にも飛び火している。今回の山健組の動きが新たな火種になる恐れもあり、5県警は傘下組織の監視や情報収集などを進める。

 山健組は神戸市に拠点を構え、分裂前の指定暴力団山口組5代目組長や神戸山口組組長を出した。山口組分裂時は神戸山口組結成の中核を担った。しかし、上納金や組運営を巡る不満などから反発し、昨年7月に離脱を表明。今月16日に幹部らが山口組に合流することで合意し、22日には山口組側に合流の意向を正式に伝えたとみられる。

 ▽空白県でも確認

 中国5県のうち広島県は、山口組と神戸山口組の傘下組織の事務所がない唯一の「空白県」。現在は共政会(本拠・広島市南区)俠道会(同・尾道市)浅野組(同・笠岡市)の指定暴力団3団体が活動する。だが、県警の捜査関係者によると、山口組の中核団体の組員らの動きが確認されているという。
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