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「何ともいえぬ寂しさ」日鉄呉の全高炉休止 40年働いた元社員たち

2021/9/29 21:41
高炉の火が消えた製鉄所を向かいに望む公園で、思い出を語る土井さん(29日、呉市宝町)

高炉の火が消えた製鉄所を向かいに望む公園で、思い出を語る土井さん(29日、呉市宝町)

 「とうとう止まった」―。29日に高炉を休止した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区(呉市)は、呉湾に突き出した大工場群が街を象徴する風景を成し、戦後の呉の発展に伴走してきた。かつて「鉄の灯(ひ)」の下で働いた人たちは、それぞれに感慨を深めた。

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 向かいに製鉄所を望む海沿いの公園。同市阿賀中央の土井茂人さん(85)は、約40年働いた昔の職場を見つめた。「高炉からの水蒸気が見えなくなった。何ともいえない寂しさ」と静かに語った。

▽結婚、子ども「日新とともに成長するような…」
(ここまで 297文字/記事全文 766文字)

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