• トップ >
  • >
  • 幹事長起用「論功行賞か」 政治とカネ、根絶と矛盾【自民党総裁 岸田文雄】<上>党改革の行方

トピックス

幹事長起用「論功行賞か」 政治とカネ、根絶と矛盾【自民党総裁 岸田文雄】<上>党改革の行方

2021/9/30 23:05

自民党総裁選後、陣営の勝利報告会で甘利(中)のあいさつを聞く岸田(左)=29日、東京都内のホテル(撮影・山崎亮)

 自民党総裁選から一夜明けた30日。党本部4階の総裁室の新たな主となった岸田文雄は昼すぎから部屋にこもった。向き合った相手は党税調会長にして、総裁選で岸田選対本部の顧問を務めた甘利明。党役員人事を練った。

 改憲や核軍縮、折り合いは 公約、手綱さばきに注目【自民党総裁 岸田文雄】<中>ハトとタカ

先達への尊敬にじむ公約 「所得倍増」など文言活用【自民党総裁 岸田文雄】<下>脈々たる宏池会

 SP(警護官)が立つドアの向こうで密談が始まって約10分後、ニュース速報が流れる。「幹事長に甘利氏起用へ」。総裁に次ぐ党のナンバー2。選挙公認や資金配分を差配するなど絶大な権力を持つ。

 「この人事は、岸田さんの総裁選での訴えと矛盾しているんじゃないか」。あるベテラン議員の秘書は党内の受け止めを代弁した。

 2019年参院選広島選挙区を舞台にした大規模買収事件を受け、「政治とカネ」問題の根絶を訴えた岸田。不祥事や事件を起こした国会議員は「離党や国会欠席で雲隠れせず、説明責任を果たすべきだ」と。

 ▽すねに傷持つ甘利
(ここまで 451文字/記事全文 1463文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする

 あなたにおすすめの記事