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バスを「連結」する自動運転、広島や岡山への導入は? JRの実験始まる

2021/10/5

 JR西日本とソフトバンクは1日、数台のバスが連なって時速60キロで自動運転する新たなバス高速輸送システム(BRT)の実証実験を、滋賀県内のテストコースで始めた。2020年代半ばの実用化を目指し、鉄道からの転換も視野にあるという。中国地方の路線でも導入の可能性はあるのだろうか。

隊列を組み、専用道を自動運転するBRTのイメージ(JR西日本、ソフトバンク提供)隊列を組み、専用道を自動運転するBRTのイメージ(JR西日本、ソフトバンク提供)

 両社によると、実証実験では3種類の車両(連接バス、大型バス、小型バス)を通信技術によって電気的に「連結」して走らせる。専用道を設け、先頭車両だけ有人とし、最大4台が10〜20メートルの車間距離を保ちながら、隊列を組んで自動運転する。23年までに技術を確立し、20年代半ばには営業路線に導入したい考えだ。

 メリットは多い。専用道による定時性、鉄道より安価なコストといった従来のBRTの長所に加え、自動運転が実用化すれば運転手不足の解消も期待できる。鉄道と異なり、運行ルートも柔軟に設定できる。例えば、出発地の異なる複数のバスがA駅で合流して専用道を隊列走行し、B駅で隊列を解除してそれぞれ学校や病院に向かう、といった運用もできる。

▽「選択肢の一つとして…」
(ここまで 537文字/記事全文 1563文字)

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