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岸田新首相誕生、喜びに沸くなじみ店

2021/10/4 13:46

岸田新首相がランチでよく通う中華料理店「桂林」の土井明美さん。手の写真は岸田氏とのツーショット(広島市中区)

 「感無量」「やっと実現した…」。4日、首相に選出された岸田文雄氏(衆院広島1区)の事務所がある広島市中区八丁堀では、なじみの店の関係者から喜びと期待の声が沸いた。

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 「いろいろなしがらみもあるでしょうが、自分の思いを貫く政治をしてほしい」とエールを送るのは、理容店「CUT STUDIO ALPHA」店主の島田貴一さん(66)。岸田氏は約30年間、2〜3週間に1度は来店するという。

 岸田氏が座るのは一番奥の席。いつも同じヘアスタイルを注文し、散髪が終わると鏡で丹念にチェックする。同じ銘柄のシャンプーを20年以上、自宅用に買っていく習慣も。「いつもネクタイをビシッと締め、靴も磨かれている。身だしなみにはこだわりを感じる」

 島田さんによると「常に紳士的で無理を言わない人」。ある朝、秘書が予約を入れ忘れたまま来店した岸田氏が「そうか、そりゃ(秘書が)いけんね」とそのまま帰りかけたこともあった。

 そんな岸田氏に島田さんが唯一、余裕の無さを感じたのが2009年、民主党(当時)に自民党が大敗した衆院選。投票日の直前、「大丈夫ですか」と聞くと、焦った様子で「うーん」とだけ返ってきた。一方、党総裁選前の今年8月の来店時は特に変わった様子はなかったという。

 理容店の向かいに、岸田氏の父、故文武氏から2代続けて通ってきた中国料理店「桂林」がある。同店の土井明美さん(74)は「昨年の総裁選から1年、いろんなことがあった。(総裁に選出され)涙が出るほどうれしい」と話す。本人は主にランチで秘書と訪れる。

 土井さんによると岸田氏は大の麺好き。最も注文するのは「焼きそば」で、次いで中華そばにチャーハン、サラダが付いた「ラーメン定食」が多い。

 来店時、個室を勧めても他の客と同じ1階奥の席に座るのが常。食事中は物静かだが、「昨年1月、私たちが2階でプライベートな新年会を開いていたら『随分にぎやかそうですね』と上がってきたこともあった。気さくな人」。

 ただ、新型コロナウイルスの影響が続くここ1年ほどは、秘書が定食類をテークアウトするようになった。「コロナ禍が落ち着いた時に、今まで通りふらっと来てくれるのが楽しみ。腕によりを掛けておいしい焼きそばを作ります」(服部良祐)

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  • 岸田新首相行きつけの理容店「CUT STUDIO ALPHA」の島田さん。岸田氏はいつもこの席に座る(広島市中区)

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