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出陣式、渦中の河村氏と林氏並ぶ 参院山口補選告示、「前哨戦」の緊張感漂う

2021/10/7 22:29

 参院山口選挙区の補欠選挙が告示された7日、自民党元職の出陣式に渦中の2人がそろい踏みした。衆院選(19日公示、31日投開票)の山口3区で党公認を争う同区現職の河村建夫元官房長官(78)と、参院議員を辞職して転身を図る林芳正元文部科学相(60)だ。会場には緊張感が走り、さながら保守分裂選挙の「前哨戦」の様相を呈した。

【地図で見る】河村氏と林氏の勢力図

 山口市の公園の駐車場であった出陣式。大型トラックの荷台を舞台に、河村、林の両氏は衆参2人の国会議員を挟んで立ち並んだ。「このツーショットはなかなかない。今日の主役がいったい誰なのか分からないな」。自民党県連の幹部の一人がつぶやいた。

 両氏は演説で、この補選が岸田政権初の国政選挙で全国で注目が高いと説明。河村氏は「保守王国の伝統と力を今こそ発揮する時」と強調し、林氏は他県から自民元職の応援に駆け付けた参院議員を紹介しつつ「仲間がいないと議員は仕事ができない」と訴えた。お互いマイクを握る間はそっぽを向く時間が長く、目を合わせなかった。

 3区を巡っては、党県連が1日、林氏を公認とするよう党本部に申請した。出陣式後、河村氏は「国会議員の選挙は党本部で決めること」と強調。党県連が林氏を支援する構図にも「選挙区内の問題。よその選挙区は関係ない」ときっぱり。8日には宇部市と萩市に選対事務所を開く。

 林氏は記者団の取材に応じず、会場を後にした。中心となって支援している柳居俊学県議会議長は「県連の立場は満場一致なので、あとは党本部の判断をいただく」と淡々と語った。
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