• トップ >
  • >
  • 乳児殺害の母に懲役4年 広島地裁判決「衝動的に犯行」

トピックス

乳児殺害の母に懲役4年 広島地裁判決「衝動的に犯行」

2021/10/9 0:14

広島地裁

 昨年7月、自宅で生後間もない長女を殺したとして殺人罪に問われた広島市安佐北区大林町、無職渡辺彩奈被告(26)の裁判員裁判の判決公判が8日、広島地裁であった。杉本正則裁判長は懲役4年(求刑懲役5年)を言い渡した。

 杉本裁判長は、渡辺被告が1人で育児をすることにつらさや負担を感じていたとし「交際相手たちに率直に相談することも産後の支援制度を利用することもなく、育児から解放されたい気持ちから衝動的に犯行に及んだ」と指摘。「ありのままを説明して支援を願い出るべきであり、そのような努力をせずにわが子を殺害したことは厳しい非難に値する」と述べた。

 弁護側は「極度の睡眠不足で疲労困憊(こんぱい)していた」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めていた。控訴するかどうかについて「被告と相談した上で検討する」と述べた。

 判決などによると、渡辺被告は昨年7月1日午前8時50分ごろ、自宅アパートで生後2週間の陽葵(ひまり)ちゃんの鼻と口を左手で押さえ、右手で首を絞めて殺した。約3カ月間の鑑定留置の結果を踏まえ、刑事責任を問えると判断されていた。

 ■泣き声が「雑音」、寝顔に怒り 孤独育児の母
(ここまで 491文字/記事全文 1273文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする

 あなたにおすすめの記事