地域ニュース

2人だけの絶景 瀬戸内海望む鳴滝山

2021/10/20 16:37
瀬戸内海を見渡せる場所で語らう畠さん(左)と栗原さん

瀬戸内海を見渡せる場所で語らう畠さん(左)と栗原さん

 三原市との境にある尾道市の鳴滝山は瀬戸内海を一望できる景勝地。曲がりくねった道を車で上っていく途中、斜面に寄り添うような集落が現れた。「手前が岩子島、奥が因島、晴れとると四国も見えるんよ」。畠(はた)清枝さん(85)と栗原民子さん(85)が教えてくれた。集落には10軒ほどが並ぶが、暮らすのは2人だけだ。

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 稲やワケギ、ミカンなどを育て戦後は50〜60人いたが、標高約300メートルの山腹の暮らしから離れる人が続いた。鳴滝山の歴史は古く、鎌倉末期には城が築かれたという。

 「瀬戸内海はわが家の箱庭よ。景色だけはええじゃろ」と畠さんは笑う。つえを突いてお互いの家を行き来し、料理のお裾分けをし合う。世間話は1時間を超えるのが普通だ。

▽一緒に住もうと誘われた。でも…
(ここまで 355文字/記事全文 645文字)

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