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島根原発2号機再稼働、反論多く 中電の住民説明会、参加50人程度どまり

2021/10/24 14:18
島根原発2号機の再稼働に向けた住民説明会。広いホールで参加者はまばらだった(19日、出雲市民会館)

島根原発2号機の再稼働に向けた住民説明会。広いホールで参加者はまばらだった(19日、出雲市民会館)

 中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町)の再稼働に向けて、中電が原発30キロ圏内の6市、7カ所で開いた住民説明会が終了した。各会場では事故や避難計画、核のごみの処理、相次ぐ不祥事への不安や不満から、再稼働に批判的な声が多く聞かれた。ただ、参加者は平均50人程度と、各会場の定員130〜300人の半分にも満たず、地域での議論の広がりは乏しい。

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 説明会は5日から、松江市で2回、出雲、安来、雲南、米子、境港の各市で1回ずつ開いた。各回、前半は中電が原発の必要性や安全対策について説明し、後半は質疑を交わす流れで、会場の5人前後が発言し、1時間半の予定時間を軒並みオーバーした。

 原発の必要性を巡っては、発電コストが安く、二酸化炭素を出さない利点などを訴える中電に対し、「安全対策にかかる費用などが料金に上乗せされるのでは」「燃料のウランの発掘などの過程で化石燃料を多く使う」などの反論が相次いだ。高レベル放射性廃棄物の最終処分場が決まっていないことなどから「本当にクリーンなのか」「子や孫の代にも管理を強いる」との意見も出た。

 ▽中電「説明は道半ば」
(ここまで 550文字/記事全文 1106文字)

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