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【続報】逮捕の男、DNA型から特定か 福山市明王台の主婦殺害事件【動画】

2021/10/25 22:43

容疑者の逮捕を受け、記者会見する県警幹部=25日午後8時、福山市の福山西署(撮影・井上貴博)

 2001年2月、福山市明王台5丁目の主婦=当時(35)=が自宅で刺殺された事件で、広島県警の捜査本部は25日、同市西新涯町1丁目、無職竹森幸三容疑者(67)を殺人の疑いで逮捕した。現場で採取されたDNA型から、容疑者の特定に至ったとみられる。捜査本部によると、竹森容疑者は「記憶にない」と否認しているという。白昼に住宅街で主婦が殺された事件は発生から20年を経て、大きく動きだした。

急展開に住民「ようやく」

「鳥肌が立った」元捜査幹部、動機の解明に期待

 捜査本部によると、この事件でこれまで竹森容疑者が捜査対象になったことはなかったが、今月上旬に捜査線上に浮上。県警は25日、自宅にいた竹森容疑者を任意同行して、福山西署で逮捕。竹森容疑者の自宅などを家宅捜索した。

 逮捕容疑は、01年2月6日午後0時45分ごろ、主婦方で、果物ナイフで主婦の腹を刺すなどして殺害した疑い。

 捜査本部は、竹森容疑者が事件当時、市内で造園業を営んでいたとみている。遺族に名前を伝えても「知らない」と答え、主婦との接点は現時点では不明という。

 県警によると、これまでに捜査員延べ約18万人を投入して聞き込みなどを進めてきた。事件発生後、現場に残された凶器の果物ナイフや、足跡から割り出したテニスシューズの写真を公開し、情報提供を呼び掛けてきた。これまで162件の情報が寄せられたが、有力な手掛かりはなく、捜査は難航。現在も福山西署に30人態勢の専従班を置き、捜査に当たっていた。

 容疑者の逮捕を受け、主婦の遺族は「親族一同にとってかけがえの無い人を失った傷はこの先も癒える事(こと)はありません」などとする直筆のコメントを出し、被害者と家族の名誉やプライバシーなどの人権に配慮するよう報道機関に要望した。

 最高刑が死刑に当たる強盗殺人や殺人など人を死なせた罪の時効は、遺族感情を考慮し10年4月の刑事訴訟法改正で廃止されている。

▶どんな事件だったのか 福山市主婦殺害事件
▶犯行に使われたとみられるナイフ
▶捜査は難航していた
▶刑事訴訟法改正で公訴時効廃止となっていた



この記事の写真

  • 主婦刺殺事件が起きた福山市の明王台団地=2001年、左手前の家が事件現場(画像の一部を修整しています)

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