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安倍派発足、権力を誇示 自民党内の主導権争い焦点

2021/11/11 0:42

最大派閥の会長に就任し、あいさつをする安倍元首相

 自民党の主要派閥は11日、会合を開いた。絶対安定多数を確保しながら、引退やベテランの落選もあった先の衆院選を受け、次なる焦点は党内の主導権争いだ。安倍晋三元首相(山口4区)は最大派閥の会長に就いて権力を誇示。一方で旧竹下派の新会長選びや石破派の行く末など先行き不透明な部分も残る。第2次岸田内閣を発足させたばかりの岸田文雄首相(広島1区)は自派閥の団結を図りながら、党内バランスの変化を注視する。

【表】自民党各派閥の構成人数

 安倍氏はこの日、細田派に復帰。細田博之氏(島根1区)の衆院議長就任に伴って後任の会長になり、「安倍派」(93人)を発足させた。「国民の生命と幸せな生活を守り抜く役割を果たすのは清和会(安倍派)だ」と、約8分にわたり熱弁を振るった。

 「最大の政策グループだから当然、岸田政権をしっかり支えていく背骨でありたい」と報道陣に語った元首相。われこそ党内主流派で「キングメーカー」宣言とも受け取れる。派内には歓迎の声の一方、「政権への対抗心や反発と見られかねない」と気をもむ議員も。改憲を巡っても安倍氏は「安倍派が国民的な議論を進める原動力に」と息巻いた。

 岸田派(42人)会合に顔を見せた岸田首相は前夜の第2次内閣発足の勢いも駆って「新しい時代に向けて日本の未来を切り開こう」と呼び掛けた。比例代表中国ブロックで初当選した石橋林太郎氏を迎え入れたものの、総裁派閥ながら解散前から4人減となった。

 首相は当面会長にとどまる見込みだ。その狙いを別の同派議員は「派閥ナンバー2の座長で首相を目指すと公言する林芳正外相(山口3区)の頭を押さえておくためだ」と語る。安倍派との関係について同派の小野寺五典元防衛相は「首相は安倍氏と当選同期で若い頃から懇意。派として良い関係を継続できるのではないか」との見方を示した。

 ▽旧竹下派、麻生派は…
(ここまで 775文字/記事全文 1122文字)

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