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原爆ドーム、鎮魂の薪能 かつて生家があった場所…【動画】

2021/11/15 22:19
原爆ドームを背景に「羽衣」を舞う大島衣恵さん(撮影・山田太一)

原爆ドームを背景に「羽衣」を舞う大島衣恵さん(撮影・山田太一)

 原爆犠牲者への慰霊と平和への願いを込めた「爆心地鎮魂薪能」が15日、広島市中区の原爆ドーム隣接地であった。かがり火が幻想的な雰囲気を醸す中、喜多流大島家5代目の大島輝久さん(45)と、女性能楽師の大島衣恵さん(47)が、特設の能舞台で舞った。

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 新型コロナウイルス対策などで観客席は設けず、動画投稿サイトのユーチューブで生配信した。輝久さんは、はやし方と謡に合わせ、住吉明神が世の泰平を祝う「高砂」の後半部を披露した。衣恵さんは「羽衣」を上演。羽衣を返してもらった天女がお礼の舞を披露する場面では、優美な舞を見せた。

 原爆ドームの前身である広島県産業奨励館の東隣に生家があった映像作家の田辺雅章さん(83)が企画。近くの被爆建物レストハウスでは、来館者たちが配信映像を鑑賞した。映像はユーチューブで12月31日まで公開している。(里田明美)

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