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被爆地勇気づけた音楽喫茶「ムシカ」のピアノ、京都の福知山で活躍

2021/11/17 7:42
ムシカで活躍したピアノ(中央右)を披露したコンサートであいさつするSUGURUさん(左)と黒田さん(さんの丸プロジェクトチーム提供)

ムシカで活躍したピアノ(中央右)を披露したコンサートであいさつするSUGURUさん(左)と黒田さん(さんの丸プロジェクトチーム提供)

 広島の戦後復興史に名を刻み、昨年惜しまれながら閉店した音楽茶房「ムシカ」(広島市南区西蟹屋)で使われていたピアノの一つが、京都府福知山市の交流施設に活躍の場を得た。このほど、記念コンサートで音色を響かせた。

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 ムシカは原爆の爪痕が残る1946年8月、南区猿猴橋町に開店した。46年の大みそかにベートーベンの「第九」のSPレコードをかけ、人々を勇気づけたエピソードは絵本などで語り継がれている。

 福知山に渡ったのは、ムシカの貸しホールで昨年3月の閉店まで約20年間使われた「ディアパソン」ブランドのグランドピアノだ。平和を願う演奏会などで使われてきた。音楽関係者が「ムシカがあった証しとして、多くの人に触れてもらえる場所に」と新天地を探し、10月下旬に福知山城そばにオープンした民間の情報発信館「さんの丸」に迎えられた。
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