中国新聞U35

声掛け、言葉の順番大切に ベビー用品店「リシュマム」(広島市西区)店長 伊藤梓さん(29)【私をつくるmyルール】

中国新聞U352021/11/25 21:15
伊藤梓さん

伊藤梓さん

 ベビー用品店「リシュマム」(広島市西区)の店長、伊藤梓さん(29)に、接客で大切にしているルールなどを聞きました。(聞き手は山川文音、写真・河合佑樹)

 ―いつもネイルをしているそうですが、なぜですか。

 商品を手で持って紹介することが多いからです。爪は常に、お客さまの視界に入ります。よく選ぶ色は白やグレー。接客の邪魔にならない色にしています。

 リシュマムでは赤ちゃんや幼い子ども向けの衣料品やおもちゃ、雑貨を扱っています。お客さまに、生地の質感や柄を近くで見て触ってもらいたいなって。私が触りながら説明することで、説得力が上がるというか。ぱっと見では気付かないような商品の魅力を伝えたいんです。

 爪がきれいだと、自分の気分も高まります。週に2回くらい、お風呂上がりにオイルで手のマッサージをして塗り直すのが心の栄養になってて。細かい作業が多いので、集中することで無になれます。

 ―ネイルは自分の気分を上げるルーティンなんですね。接客でほかに大切にしていることがありますか。

 お客さまに声を掛けるときの言葉の順番です。最初に「お店で一番人気なのは」とか「ママさんが実際使えると言ってくださったのは」といった感じでその人に一番響く言葉を出して、その先が気になるように話します。「下見に来ていたのに思わず買っちゃった」と言ってくださった方もいました。

 ―人と人とのやりとりって、ちょっとしたことが大切ですよね。

 そうですね。店長なのでスタッフとのやりとりも大事です。特に、注意しないといけないときは気を使います。意識しているのは、声を掛けるタイミングですかね。注意って、鮮度が大事なときと、時間をおいて言った方が良いときの2種類があると思うんです。

 例えば「レシートをお返しします」は「お渡しします」の間違いですよね。こういうケースはすぐに伝えるようにしています。

 逆に、その時ではなく時間をおいてから声掛けする場合もあります。例えば、仕事の優先順位の付け方は人によって違います。ただ、明らかな間違いではないけど、別の方法をとる方が効率が良いと思うこともあります。そんなときは、自分の中でいったん考えを整理してから「こうやった方がメリットが多いよ」と伝えるようにしています。

 いとう・あずさ 広島市生まれ。安古市高、広島市立大を経て、2015年に手作り雑貨や古着を販売するリシュラに入社。3年目に広島市の雑貨店リシュリシュの店長。20年7月からリシュマムの店長。

 ◇

 続きのインタビューは、投稿サイトnote「中国新聞U35」で。

この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

最新新情報を発信します。チェックしてみてください
 
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

中国新聞U35の最新記事
一覧

 あなたにおすすめの記事