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「冬の使者」ナベヅル大挙19羽、島根県出雲に飛来

2021/11/26 16:01
出雲市斐川町に飛来したナベヅル=19日(乙社さん提供)

出雲市斐川町に飛来したナベヅル=19日(乙社さん提供)

 越冬地に向かうナベヅル19羽が出雲市斐川町に飛来し、偶然通りかかった松江市浜乃木の乙社賢一さん(73)が写真に収めた。

 乙社さんは今月19日午前11時半ごろ、ナベヅルが集団で水田にいるのを発見。幼鳥3羽も交ざって餌をついばみ、1時間ほどして南に飛んでいったという。趣味のカメラで野鳥を追って約30年。「出合いは奇跡。感激した」と喜んだ。

 ナベヅルは環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定されている。成鳥の首は白く、体は黒っぽい灰色で、体長は約100センチ。米子水鳥公園(米子市)によると、ロシアで繁殖し、越冬地の鹿児島県出水平野を目指す群れという。「山陰地方にこれほどまとまって来るのは珍しい」とする。

 野鳥観察施設の宍道湖グリーンパーク(出雲市)の調査で、この10年、2016〜17年の冬季に宍道湖西岸で15羽を確認したのが最多。「近づきすぎると鳥を脅かしてしまう。遠くから観察して」と呼び掛ける。(高橋清子)


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  • 出雲市斐川町に飛来したナベヅル(乙社さん提供)
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  • 出雲市斐川町に飛来したナベヅル19羽(乙社さん提供)
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