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備後の関係者緊張 福山で鳥インフル疑い 風評被害に懸念の声も

2021/12/7 0:01

 福山市の養鶏場で鶏が相次いで死に、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性となった6日、備後地方の養鶏業者をはじめ関係者に動揺が広がった。市も広島県との調整など対応に追われた。

 19業者が加盟する県養鶏協会(福山市南松永町)。松本義治会長(71)=広島県世羅町=は「従業員には『外にはウイルスがいっぱいいると思って』と常々言っている。とにかく持ち込まないよう消毒などを徹底するしかない」と警戒した。

 昨年12月に三原市で鳥インフルエンザが発生した際は、松本会長が経営する養鶏場の一部も鶏や卵を出荷できない搬出制限区域になった。「本当に防ぎようがない。もし発生元になれば、いや応なしに殺処分することになる。再び事業を軌道に乗せるには半年以上かかる」と国の支援制度の充実の必要性も訴えた。

 三原市でブランド鶏「みはら神明鶏」などを売る鶏肉卸「鳥徳」の小林史典専務(40)は「クリスマスに向け、チキンの予約を締め切る時期。大きな影響がなければいいが」と案じた。

 昨年12月に市内で発生した際は、店頭に安全性を伝えるメッセージを張り出した。「何より怖いのは風評被害。鳥インフルに限らず、出荷される鶏肉や卵は厳格な検査をクリアしており安全だ」と冷静な対応を呼び掛けた。

 福山市役所では簡易検査で陽性が判明して以降、担当幹部らが慌ただしく動き、関係先への電話連絡や打ち合わせを重ねた。陽性が確定した場合も想定し、マニュアルに沿った対応を確認した。

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