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広島県福山市の養鶏場で鳥インフルエンザ確認 中国地方で今季初、3万羽殺処分へ

2021/12/7 9:27

広島県危機対策本部員会議で今後の対応などを確認する湯崎知事(奥中央)たち県幹部

 広島県福山市の養鶏場で鶏が相次いで死に、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性になった事案で、県は7日、PCR検査で高病原性の疑いがある「H5亜型」のウイルスを確認したと発表した。県では昨年12月に三原市の養鶏場で確認されて以来、2例目。中国地方では今季初めてとなる。

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 県は7日午前から県職員570人態勢で、発生農場1カ所の約3万羽の殺処分や、農場を出入りする車両の消毒に当たる。消毒ポイントは、いずれも福山市の、ふくやまふれ愛ランド、市神辺支所、山陽自動車道の福山西、福山東各インターチェンジ(IC)の計4カ所に設ける。さらに2カ所増やす予定でいる。

 また、発生農場から3キロ以内を鶏や卵の移動制限区域、10キロ以内を搬出制限区域に設定した。10キロ以内には100羽以上を飼う養鶏場が6カ所あり計約8万羽が飼育されているという。

 県は7日午前6時に県危機対策本部を設け、7時半から県幹部たちの本部員会議を県庁で開いた。湯崎英彦知事は、県内の全養鶏農家に厳重な予防措置を取るよう指導の徹底を指示。会議後の報道各社の取材に「全国有数の養鶏産地として非常に厳しい事態と受け止めている。周辺の農場や県民生活に影響が出ないよう迅速な措置を取る」と強調した。殺処分には2、3日かかるとの見通しを示した。

 福山市の養鶏場は6日午後、鶏が相次いで死んでいると県へ通報。県が簡易検査し、鳥インフルエンザの陽性となったため、PCR検査を進めていた。

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