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広島空港のモニュメント移設検討、駐車場建設の余波 美術関係者ら残念がる声

2021/12/11 23:15
移設計画が進む広島空港ターミナルビル正面のモニュメント。国内最大級の彫刻作品として県民に親しまれてきた

移設計画が進む広島空港ターミナルビル正面のモニュメント。国内最大級の彫刻作品として県民に親しまれてきた

 広島空港(三原市)で、28年前の開港時からターミナルビルの正面を飾る広島県所有のモニュメントが、立体駐車場建設のため移設される方向であることが11日までに分かった。7月の民営化に伴う活性化策の一環とされる。モニュメントは中学美術の副読本にも掲載されているパブリックアートで、空港のシンボルとして親しまれてきた。思いがけない民営化の余波に、美術関係者からは残念がる声が相次いでいる。

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 立体駐車場は、空港を運営する広島国際空港(hiap)が建設する。ターミナルビルへつながる既存の陸橋と接続し、乗客の利便性向上を図る。中村康浩社長は「駐車場不足の解消は喫緊の課題。来年度中には建設したい」と説明する。

 この場所に立体駐車場を建設する計画については国土交通省も承知している。そもそも民営化の審査過程で計画案は提示されており、それを踏まえ同省が運営事業者に選んだ経緯がある。民営化は国の事業で、県は決定に従わざるを得ないという。

 ▽巨大円柱の角度の意味、そして作者の受け止めは…
(ここまで 494文字/記事全文 1431文字)

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