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広島ロケの「ドライブ・マイ・カー」が4冠、全米映画批評家協会賞 西島秀俊さん主演男優賞

2022/1/9 14:04

「ドライブ・マイ・カー」の一場面 ©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

 【ロサンゼルス共同】全米映画批評家協会は8日、第56回同協会賞の授賞作品を発表、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が作品賞など4冠に輝いた。濱口監督は大江崇允さんと共に脚本賞を受賞、同作品と「偶然と想像」の2作品で監督賞にも選ばれた。主演の西島秀俊さんは主演男優賞を獲得した。

 配給元によると、日本映画の作品賞受賞は黒沢明監督の「乱」(1985年)以来。主演男優賞はアジア人初となる。

 「ドライブ・マイ・カー」は昨年7月のカンヌ国際映画祭で脚本賞、12月のロサンゼルス映画批評家協会賞でも作品賞と脚本賞を受賞した。今年3月の第94回アカデミー賞では国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の対象作となっており、注目が高まっている。

 同作品は村上春樹さんの短編小説が原作。妻を亡くした舞台俳優・演出家が演劇祭のため訪れた広島で専属運転手の女性と出会い、自身の悲しみを見つめ直す姿を描く。全体の3分の2が広島県内で撮影され、広島市中区の平和記念公園や平和大通り、西区の広島高速4号線、呉市の安芸灘大橋や御手洗地区などがロケ地となった。

 濱口監督は昨年3月、ベルリン国際映画祭でも「偶然と想像」で審査員大賞(銀熊賞)を受賞している。

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