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【くらし掲示板】8月29日

2014/8/29 23:14

■梅林小避難者に宿を提供

 広島市は9月1日、安佐南区の梅林小にいる広島土砂災害の避難者向けに、ホテルなど宿泊施設の無料提供を始める。同小は避難所になっている市立小で唯一、授業開始のめどが立っていない。自宅の後片付けをする間など、短期間の滞在を希望する避難者を中心に利用を促す。

 市が借り上げたのは神田山荘(東区)、市文化交流会館、鯉城会館、ホテル法華クラブ広島、ホテルサンルート広島(以上中区)の5施設計34室。最大計85人を収容する。滞在できる期間は部屋によって異なり、最短9月5日まで、最長9月30日まで。いずれも1日3食を無料にする。支援策などの情報を伝え、保健師も派遣する。

 29日は梅林小で説明会を開催。希望者の受け付けを始めた。応募多数の場合は高齢者や妊婦たちを優先する場合があるという。31日に入所者を決める。応募状況次第で施設の追加も検討し、約1週間置きに希望者を募る。

 松井一実市長は29日の記者会見で「避難者の不便を解消しながら、授業にも支障がない状態に持っていきたい」と話した。

■心理相談受け付け

 広島国際大は29日、広島キャンパス(広島市中区幟町)の心理臨床センターで、被災者の心理相談の受け付けを始めた。不安で眠れない、子どもに気になる行動があるなどの相談に、臨床心理士の資格を持つ教員が無料で応じる。前日までに同センターTel082(511)2625へ申し込む。(午前10時〜午後5時、水、日曜日と祝日は休み)。

 また、広島キャンパス内の宿泊施設を、被災者の一時滞在場所として無償で貸している。医療経営学部Tel082(211)5101。(午前9時〜午後5時、日曜日は休み)

■車に関する相談会

 中国運輸局などは29日、広島土砂災害で流されたり、埋まったりした車の廃車手続きや点検整備などの相談会を、広島市安佐南区緑井6丁目の佐東公民館で開いた。

 同局や軽自動車検査協会などの職員7人が待機し、約2時間半で16人が訪れた。窓口を利用した同区八木3丁目のパート従業員景山妙子さん(65)は「乗用車が1台流された。重量税の還付があると窓口で知って役立った」と話していた。

 避難所となっている梅林小と八木小(ともに安佐南区)でも9月上旬をめどに相談会を開く予定。

■たる募金開始

 廿日市市の宮島競艇施行組合や日本モーターボート選手会広島支部などは29日、同市宮島口のボートレース宮島でたる募金を始めた。9月3日までの6日間、選手や同組合職員が入場口に立ち、義援金を募る。4日以降はインフォメーションで受け付ける。

■江田島市が見舞金送る

 江田島市は29日、広島市に災害見舞金50万円と、土砂の回収で使う土のう袋1万枚を送った。田中達美市長と山根啓志市議会議長が松井一実広島市長を訪ね、手渡した。

■浅口市も

 浅口市は豪雨災害見舞金350万円を広島市に送る。9月の市議会定例会に提案する補正予算案に計上した。約3万5千人の市民が100円ずつの計算。市内の公共施設7カ所で募金も始めた。

■弔慰・見舞金

 日本財団(東京)は30日午前10時〜午後4時、広島市安佐南区役所と安佐北区役所で、広島土砂災害の死者・行方不明者の家族に弔慰金・見舞金を支給する。死者・行方不明者1人当たり10万円。

<企業の支援>

 コベルコ建機(広島市佐伯区)など神戸製鋼グループ、中電工(中区)三菱重工業(東京)三菱電機(同)は29日、それぞれ義援金1千万円を広島市などに送ると決めた。山陰合同銀行(松江市)は300万円を市に寄付した。

 もみじ銀行(広島市中区)と山口銀行(下関市)は貸金庫を無料で提供する。ゼビオ(福島県郡山市)はビニール袋やビーチサンダルを寄付。

 日本損害保険協会(東京)は、火災保険や自動車保険など継続契約の手続きや、保険料の払い込みを最長6カ月猶予することを決めた。

 なかやま牧場(福山市)は30日午前11時ごろから、避難所となっている佐東公民館(広島市安佐南区緑井6丁目)で、被災者に焼き肉を振る舞う。和牛100キロ、約400人分を提供する。

    ◇

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