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【くらし掲示板】8月30日

2014/8/30 23:34

 ■公営住宅 第2期受け付け

 広島市は9月1、2両日に、被災者に無料で貸し出す公営住宅の第2期申し込みを受け付ける。対象は244戸。別に安佐南、安佐北両区にある民間賃貸住宅800戸についても、3日以後に入居希望を募る。

 公営住宅は、第1期募集で入居が決まらなかった市営住宅17戸、県営住宅12戸に加え、国家公務員宿舎49戸、県職員・教職員住宅57戸など。地域別では、安佐南区10戸、安佐北区15戸。廿日市市や広島県坂町など周辺4市町の物件もある。

 自宅が全壊や半壊などの被害に遭い、住むのが難しい被災者が対象。入居期間は当面半年で、事情に応じ延長する。安佐南、安佐北両区役所や各避難所にある用紙で、2日午後5時までに区建築課へ申し込む。避難所を回る市職員にも預けられる。抽選は3日。

 一方、県を通じて民間の賃貸住宅を調べたところ、2DK以上の空き室が両区に少なくとも800戸あったという。被災者が入居を希望する物件があれば、市が借り上げ、家賃無料で貸し出す。安佐南区建築課Tel082(831)4952、安佐北区建築課Tel082(819)3937。

 ■損害保険料 支払い猶予

 日本損害保険協会は、広島市の土砂災害で被害を受けた契約者を対象に、火災保険や自動車保険、傷害保険の料金支払いを来年2月末まで最長6カ月間猶予する特別措置を実施すると発表した。

 契約を継続する手続きも、来年2月末まで最長6カ月間猶予する。自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は対象外。

 自宅が被災し、保険契約の有無や契約内容が分からなくなった人からの照会にも応じる。問い合わせは自然災害損保契約照会センターTel(0570)001830。

 ■宮城の漁業者 恩返しの募金

 宮城県気仙沼市の唐桑町や大島の漁業者が、土砂災害で甚大な被害を受けた広島市への募金活動を展開している。東日本大震災後に、カキ養殖が盛んな広島県から被災した養殖施設の復旧支援を受けており、恩返しする。

 宮城県漁協唐桑支所がカキ養殖の漁業者に協力を呼び掛けたところ、約20人から30万円ほどが集まった。県漁協気仙沼総合支所大島事務所にも約15人から善意が寄せられており、広島県を通じて被災地に届ける。宮城県漁協唐桑支所の吉川弘支所長は「支援をもらった広島に恩返ししたい」と語った。広島県は震災後、気仙沼市に養殖いかだ材料となる竹や浮きなど約200基分を寄贈。カキ養殖のライバルから支援を受け、気仙沼市の多くの漁業者が養殖再開にこぎ着けた。

 ■生協も募る

 みやぎ生協(仙台市)は9月1日から1カ月間、土砂災害が発生した広島県をはじめ、豪雨被害を受けた西日本の被災者を支援する募金活動に取り組む。宮城県内46店に募金箱を置くほか、共同購入・個人宅配の注文書に募金申し込み欄を設ける。職員にも寄付を募る。

 寄せられた募金は中央共同募金会を通じ、京都府、兵庫、広島各県の被災者に配分。さらに「震災復興・災害支援等積立金」から100万円を広島県生協連合会に送る。

 みやぎ生協は「東日本大震災を体験し、被災者の生活再建の困難さを目の当たりにしている。多くの皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けている。連絡先は同生協生活文化部Tel022(218)3880。

    ◇

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