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可部火葬場、炉に土砂 裏山崩落で復旧めど立たず

2014/9/5 9:06

裏山の土砂が流れ込み、炉が使えなくなった可部火葬場

 広島市の土砂災害で安佐北区可部町下町屋の市可部火葬場の炉が土砂で埋まり、使えなくなっている。復旧のめどは立っておらず、市は別の火葬場の利用を呼び掛けている。

 火葬場の裏山が崩れ、土砂と大木がコンクリート平屋98平方メートルの火葬棟の壁を突き破って流入した。火葬棟は高さ約50センチまで土砂で埋まった。炉2基は使えず、交換が必要という。

 市によると、火葬場は1963年3月に開設し、昨年は400件の利用があった。土砂の搬出や炉の取り換え、建物の修繕などの復旧には、少なくとも5千万円の費用と半年以上の時間が必要という。

 市は被災した先月20日から代替施設として、市内5カ所にある火葬場のうち東区矢賀町(12基)と安佐南区伴西(10基)の利用を葬祭業者などに勧めている。市環境衛生課は「利用者には遠方まで行っていただくようになり迷惑を掛けるが、できるだけ早く再開させたい」としている。(野平慧一)


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