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防災相が被災地視察 住民・ボランティアを激励

2014/9/7 0:07

梅林小体育館を訪れ、避難者に声を掛ける山谷防災担当相(左

 山谷えり子防災担当相は6日、就任後初めて広島土砂災害で被災した広島市を視察した。土砂撤去の現場や被災者が身を寄せる避難所を回り、「国や県、市が一丸となって支援したい」と強調。行方不明となっている2人の捜索や復旧作業に全力を尽くす考えを示した。

 山谷氏は、特に被害の大きかった安佐南区八木地区を訪問。土砂の撤去現場を歩き、住民やボランティアを激励した。途中、激しい雨に見舞われながら、広島県警や自衛隊、消防などから土砂撤去や捜索活動の現状について説明を受けた。

 避難所の梅林小体育館では、両膝をついて避難者と向き合った。「眠れていますか」「疲れは」と声を掛け、砂防ダムの早期整備などの要望を聞いた。視察を終え、山谷氏は「被災者が一日も早く安心した生活に戻れるように取り組む」と話した。

 また山谷氏は視察に先立って市役所を訪れ、広島県の湯崎英彦知事や松井一実市長と今後の対応について意見を交わした。湯崎知事と松井市長は、被災者の生活支援や災害復旧予算の拡充など7項目の要望書を提出した。

 一方この日、警察と消防、自衛隊は計約2100人態勢で行方不明者2人の捜索を続けた。市災害対策本部によると、2人はいずれも八木3丁目の大屋弘子さん(67)と西田末男さん(63)。これまでに72人の死亡が確認されている。

 6日午後9時の時点で、市は安佐南区梅林、八木両地区の計981世帯2516人を対象に避難勧告を継続。既に勧告を解除した地区も含めて計10カ所に358世帯710人が避難している。(松本恭治)


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