マツダ100年 車づくりと地域

第1部 あの時 あの場面

  • <6>ファン ロードスター30年の絆 (11/25)

     三次市にあるマツダの自動車試験場に10月、全国から2100台のロードスターが集まった。参加者の顔ぶれはまさに老若男女。静岡市の会社員山本莉佳さん(33)は「一緒に来た夫は同じ車を持つ人の集まりで知り...

  • <5>早期退職 「変革か死か」、2210人の決断 (11/22)

     2000年11月17日の正午すぎ。マツダ本社のあちこちに、社員が弁当を広げるいつもの光景があった。職場のスピーカーから流れるのも普段と同じラジオ番組。ただアナウンサーが伝えるニュースの内容が違った。...

  • <4>フォード傘下 生き残りへ部品会社再編 (11/21)

     ロボットのアームが車の金属部品を溶接する。先端を交換すると、すぐに別の部品の加工が始まった。プレス部品製造のキーレックス(広島県海田町)の本社工場。部品ごとにコンベヤーで流すより多くの種類を素早く造...

  • <3>松田家の退陣 強気のRE生産が経営打撃、コスト意識を球団に継承 (11/20)

     マツダスタジアム(広島市南区)にある広島東洋カープの球団事務所。オーナーの松田元さん(68)が執務机から顔を上げ、壁の写真パネルを見つめた。写真の中で、青年が世界地図のオブジェの前で腕を組み、笑みを...

  • <2>復興、戦後を支えたバタンコ 「人間が中心」設計の礎 (11/19)

     青いボディーにタイヤが三つ。周囲を歩き、運転席や荷台を何度ものぞいて確かめた。「これですよ、懐かしいねえ」。車体にそっと手を添え、半世紀余り前の記憶をたどった。バタバタと音を立てるエンジン、砂利道の...

  • <1>創業者・重次郎 原点・大阪、もう一つの起業 (11/18)

     マツダの前身、東洋コルク工業は1920年1月に産声を上げた。当初は今の広島市中区中島町にあり、瓶のコルク栓を造っていた。事実上の創業者は松田重次郎氏(1875〜1952年)。現在のマツダの工場に近い...

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