地方経済

瑞穂ハイランド運営会社 雪不足など響き破産へ

2020/3/31 22:48
運営会社が自己破産申請の準備に入った瑞穂ハイランド。駐車場入り口にはバスが止められていた

運営会社が自己破産申請の準備に入った瑞穂ハイランド。駐車場入り口にはバスが止められていた

 西日本最大級のスキー場、瑞穂ハイランド(島根県邑南町)を運営する瑞穂リゾート(広島市西区、資本金1千万円、石井寿夫社長)が事業を停止したことが31日、分かった。代理人の弁護士事務所によると、グループの2社とともに自己破産の申請準備に入った。

 帝国データバンク広島支店や東京商工リサーチ広島支社によると、3社の負債総額は約30億円。他の2社は邑南町で石井社長が経営する瑞穂商事(資本金7675万円)とバークリープロパティ(同50万円)。瑞穂商事は瑞穂リゾートの親会社に当たる。

 瑞穂リゾートは2007年10月に設立し同スキー場を引き継いだ。場内の宿泊施設や飲食店も運営し、ピークの14年7月期は9億5100万円を売り上げた。近年は暖冬による雪不足で営業日数や来場者が減少。18年7月期の売上高は6億7600万円で純損益は2年連続の赤字になった。3月22日に営業を終えた今季は新型コロナウイルスの影響もあった。

 一帯ではスキー場の経営破綻が相次ぐ。西に3・5キロのアサヒテングストン(浜田市)の運営会社は2月に営業を停止した。約6キロ東のスキーパーク寒曳(広島県北広島町)も営業をやめている。


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