地方経済

萩グランドホテル閉館、運営会社が自己破産申請 宿泊予約キャンセル打撃

2020/4/6 20:09
閉館した萩グランドホテル天空(同ホテルのフェイスブックより)

閉館した萩グランドホテル天空(同ホテルのフェイスブックより)

 萩市を代表する観光ホテルの萩グランドホテル天空が6日、閉館した。新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊予約のキャンセルが相次ぎ、運営する長州観光開発(萩市、資本金9千万円、沢野秀人社長、従業員30人)がこの日、山口地裁に自己破産を申請した。代理人の弁護士事務所や帝国データバンク山口支店によると、負債総額は約18億円。新型コロナ関連の倒産は山口県内で初めて。 

 ホテルは1972年設立。183室の客室や240畳の大宴会場がある。宿泊予約のキャンセルは3月が80%、4月は95%に上った。

 同ホテルは大口の団体旅行客をターゲットに80年代にかけて大規模な設備投資をした。95年にはパチンコ事業にも参入した。99年3月期の売上高は約40億円。

 萩市の藤道健二市長は「感染拡大に対し、1社も倒産させてはならないという気持ちで経済対策に取り組んできたので大変残念。事業廃止が続いて起こらないよう全力を尽くす」とコメントした。(中川晃平)


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