地方経済

マツダ、割安モデル投入 マツダ3とCX―3、1500ccを発売

2020/6/3

 マツダは、従来より価格を抑えたモデルを国内に相次いで投入する。車種別の最低価格は、昨年5月に発売した小型車マツダ3のセダンで約30万円、スポーツタイプ多目的車(SUV)CX―3で約23万円下がる。ブランド価値を保ちつつ、販売のてこ入れを図る。

 マツダ3のセダンは5月21日、排気量1500ccのガソリンエンジン(GE)を載せた4モデルを発売した。最低価格は222万1389円。セダンのGE車はこれまで排気量2000ccしかなく、最も安くて251万5741円だった。

 マツダ3は、衝突の危険が迫ると警告音を鳴らしてブレーキを補助する機能を全車に付けるなど安全面を強化し、走行性能やデザインも磨いた。価格帯も上げてブランド価値を高める戦略だったが、一部の消費者には価格への不満も出ていた。全面改良前の旧アクセラは1500ccを182万5200円から売っていた。

 セダンは当初、主な客層に50、60代を想定していたが20代の購入も多い。マツダは「発売以降、街中で運転を軽快に楽しめる1500ccを選びたいとの声が多いため追加した。若い人が最初に買う車になれる」と説明する。

 マツダ3は3月末までに、国内で約3万1600台を販売。もともと割安な1500cc車のあるハッチバックが約8割を占めた。マツダ車販売のアンフィニ広島(広島市南区)は「セダン好きに提案しやすくなる。社用車の需要も見込めそう」と期待する。

 CX―3も4日、1500ccのGE車を発売する。最低価格は189万2千円と、国内のSUV計4車種で初めて200万円を割る。(井上龍太郎)

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