地方経済

マツダ、夜間操業再開へ 7月1日、国内工場の減産緩和

2020/6/19
マツダ本社

マツダ本社

 マツダが、3月末から休止している国内工場の夜間操業を7月1日に再開する方針を固めたことが18日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、操業を昼だけにとどめてきた。需要の急減で膨らんだ在庫が解消してきたとみられ、減産を緩和する。中国地方の多くの部品メーカーにとっても稼働率の回復につながる。

 関係者によると、本社宇品工場(広島市南区)の第1、第2工場、防府工場(防府市)の第2工場で、1日から3カ月ぶりに昼夜勤の2直体制に戻す予定。マツダ3などを造る防府第1工場の夜勤は7月最終週の再開を見込む。海外の工場は既に夜間操業を再開しており、国内外の全工場が通常の生産体制に戻る見通しとなった。

 7月の国内生産は6万5千台前後で調整し、6月より1万4千台程度増やす想定。販売環境の悪化が響いた4月は、過去40年で最少の1万1千台だった。主要市場の米国などでは大半の販売店が営業に復帰した。減産ペースを緩めて対応する。感染拡大の先行きが不透明なため、8月以降の生産体制は7月に決める。(井上龍太郎) 

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