地方経済

コロナ対策、夏商戦熱く マスク蒸れに携帯型扇風機・化粧水… 巣ごもり食品堅調

2020/8/15 1:09
首に掛けて使う携帯型扇風機が並ぶエディオン広島本店(広島市中区)

首に掛けて使う携帯型扇風機が並ぶエディオン広島本店(広島市中区)

 暑さが厳しさを増し、中国地方で夏物商戦が活況となっている。新型コロナウイルス対策でマスクが欠かせない中、着用時の不快感を和らげる携帯型の扇風機や肌荒れを防ぐ化粧水などが人気を集める。肉や青果などの食品も堅調で「巣ごもり消費」が盛り上がっている。

 エディオン広島本店(広島市中区)は、首に掛けて使う携帯型扇風機の売れ行きが好調だ。二つのファンは風向きを調節でき、マスクで蒸れやすくなる口の周囲に集中して風を送れる。USBケーブルで充電でき、価格は2千〜3千円前後。担当の森亮輔さん(31)は「口元が快適に保てる。昨年は手に持つタイプが人気だったが逆転した」と話す。

 ホームセンターのジュンテンドー(益田市)でも8月に入り、携帯型扇風機の売れ行きが前年同期の1・6倍と好調。新型コロナの感染予防として換気が重視される中、網戸の販売も1・2倍に増えている。自宅で過ごす時間が増え、買い替える人が目立っている。

 化粧が汗で崩れるのを防ぐスプレーが売れているのは、広島ロフト(中区)。冷感タイプも複数出ており、マスクに化粧が付くのを避けたい女性の人気を集める。マスク着用で摩擦や乾燥による肌荒れに悩む人が増えており、男性も化粧水や乳液を買い求めているという。

 外食を控えて自宅で食事を楽しむ人が多く、スーパーなどの食品販売を伸ばしいる。地場流通大手イズミ(東区)では、焼き肉用の肉などがよく売れている。コンビニのポプラ(安佐北区)でも青果の販売が1割以上伸びており「単身世帯なども家で料理をする人が増えている」とみている。(筒井晴信、山本和明) 

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