地方経済
労使間トラブル、いじめ・嫌がらせが最多 広島労働局19年度、相談1・3%増
2020/8/26 22:24
広島労働局が2019年度に受け付けた労使間トラブルの相談のうち、パワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」が前年度比1・3%増の2058件と過去最多を更新した。同局は、職場でのハラスメント防止策の周知に努める。
2年連続の増加で、通年の統計を取り始めた02年度の8・5倍に達した。19年度の全体の相談件数は延べ7773件で9・3%増。「いじめ・嫌がらせ」は相談内容別で26・5%を占め、8年連続で最も多かった。
同局雇用環境・均等室は「パワハラを雇用管理の問題と捉える考えが浸透してきたため、相談が増えた」とみている。
大企業にパワハラ防止対策を義務付けた改正労働施策総合推進法が6月に施行された。22年4月には中小企業にも対象が広がる。同局は会社訪問の説明会を開くなどして、制度の周知に力を入れる。
19年度の他の相談内容は「自己都合退職」987件(前年度比9・8%増)「解雇」832件(同14・8%増)「労働条件の引き下げ」682件(同27・7%増)などが続いた。(口元惇矢)
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