地方経済

オンライン内定式、中国地方で増加 対策して対面で実施の社も

2020/10/1 22:59
パソコンの画面越しに内定者へメッセージを送るJMSの奥窪社長

パソコンの画面越しに内定者へメッセージを送るJMSの奥窪社長

 来春に入社する大学生たちの採用内定が解禁された1日、中国地方の多くの企業が内定式を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインでの開催が相次いだ。対策をして対面で実施したり、延期したりするケースもあった。

 医療機器製造のJMS(広島市中区)はオンライン会議システムで本社と内定者の自宅をつないだ式を初めて開いた。内定者28人が参加。奥窪宏章社長はパソコンの画面越しに「皆さんの未来は希望にあふれている。入社までにできることを積み上げてほしい」と激励した。

 広島銀行(中区)や中国電力(同)中国電力ネットワーク(中電NW、中区)マツダ(広島県府中町)山口フィナンシャルグループ(FG、下関市)トクヤマ(周南市)なども内定式や懇談会をオンラインで開いた。就職情報会社のリクルートキャリア(東京)が全国1465人の採用担当者に聞いた調査では、半数が内定式を「ウェブ上で実施」と答えている。

 一方、感染対策をして対面で開いた企業もある。地場流通大手イズミ(東区)は内定者全57人を本社に集めた。参加者の前後左右を1・5メートル空けるなど対策を徹底した。内定者同士の交流を重視したという。建材メーカーのウッドワン(廿日市市)も対面で開いた。

 広島ガス(南区)と天満屋(岡山市北区)は、例年同時に式をする高校生の採用時期が延びたため延期した。スーツ販売のはるやまホールディングス(HD、同区)は12月開催を検討する。(黒川雅弘、口元惇矢) 

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