地方経済

ネットカフェ「ポパイ」運営のサンコー破産

2020/10/15
サンコーの運営するメディアカフェポパイが入るビル(広島市中区)

サンコーの運営するメディアカフェポパイが入るビル(広島市中区)

 ネットカフェ運営のサンコー(広島市西区、資本金1千万円、三好敏雄代表)と関係会社1社が広島地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが15日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による客の減少が響いた。

 破産管財人の弁護士と帝国データバンク広島支店によると、決定は15日付。負債総額は計約21億7千万円。「メディアカフェポパイ」の店名で広島市中心部や首都圏に出店していた。

 サンコーは1982年に書籍小売りとして創業し、83年からレンタルビデオ店を運営。ネットカフェ事業にも参入し、2008年4月期の売上高は約33億5400万円だった。その後、レンタルビデオ事業は同業他社との競合やスマートフォンの普及に伴う利用減を受けて撤退。近年は売上高が27億円前後に落ち込み、借入金が膨らんで資金繰りが厳しくなっていた。

 さらに新型コロナの感染拡大で休業。5月の緊急事態宣言解除後も客が戻らず、事業継続を断念したという。関係会社はサンコーと本社、代表者が同じカキタ(資本金1千万円)で同様の事業を展開していた。メディアカフェポパイは2社以外の運営会社もあり、営業を続けている店がある。


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