地方経済
手を触れない、タッチパネル 山口ゆかりのベンチャー開発、コロナ対策で売り込み
2020/11/9 23:06
山口市にゆかりがあるITベンチャーのトゥルーヴ(東京)が非接触型のタッチシステムを開発した。新型コロナウイルス対策にもなり、新たな情報ツールとして売り込む。
初の納入先は化学メーカーの徳山積水工業(周南市)。会社情報を発信する仕様で、天井の投影機で本社玄関の白い壁に100インチの画面を映し出す。アイコンを選んで手を近づけるとセンサーが反応し、音声付きの動画が流れる。社長インタビューや製品紹介など11本の動画制作にもトゥルーヴが携わった。新システムを「タッチレスラクティブ」と名付け、特許を申請している。
トゥルーヴの小泉百々恵代表は、父の崇さん(49)が経営するウェブ制作などのスプリングブレス(山口市)から新事業を専門に扱うため今年8月に起業した。首都圏を中心に営業し、観光案内所のマップや飲食店のメニューなどの用途で売り込む。
今後はスマートフォンのように画面を拡大、スライドできる仕組みも目指す。小泉代表は「大きなディスプレーは不要で、手をかざすだけの近未来を感じられるシステム。コロナ対策としても注目を集めたい」と話している。(川上裕)
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