地方経済

広電、改正ダイヤ運行 便数1割減、終電も早める

2020/11/16
広島駅の電停で最終電車に乗り込む人たち(16日午後10時59分、撮影・川村奈菜)

広島駅の電停で最終電車に乗り込む人たち(16日午後10時59分、撮影・川村奈菜)

 広島電鉄(広島市中区)は16日、市内線と宮島線の全8路線の電車のダイヤを改正し、最終便の発車時刻を25〜32分早めた。新型コロナウイルスの感染拡大で夜間の乗客が減っており、見直した。南区の広島駅電停では初日夜、大きな混乱はなかった。

 広島駅発の4路線の終電は、午後10時20分〜11時26分の発車時刻が9時51分〜10時59分に早まった。ホームでは発車時刻が近づくと係員が「本日の最終電車となります」とアナウンス。各便には数人から約20人が乗り込んだ。

 10時ごろの電車に乗った中区の会社員男性(42)は「終電に合わせて仕事を切り上げてきた。以前より夜の乗客は減っていたけど、今まで通りの時間まで運行を続けてほしかった」と困った様子だった。11時すぎには、終電の前倒しを知らずに電気の消えたホームを見て立ち去る人もいた。

 広電はこの日から全体の便数も約1割減らし、運行間隔を広げた。電車は新型コロナの流行に伴う在宅勤務の浸透や観光需要の減少などで利用が低迷。広電は状況が当面変わらないとみて、ダイヤ改正を決めた。(新本恭子) 

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  • 広島駅を出発する最終電車(16日午後11時1分、撮影・川村奈菜)

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