地方経済

マツダ開拓の市場に逆風 21年度税制改正でクリーンディーゼル優遇縮小見通し

2020/12/3 22:39
税優遇の縮小が見込まれるクリーンディーゼルエンジンのCX―5(広島市南区)

税優遇の縮小が見込まれるクリーンディーゼルエンジンのCX―5(広島市南区)

 ▽販売会社、割高感の強まり懸念

 マツダが主力に据えるクリーンディーゼル車に対するエコカー減税の優遇措置が、2021年度税制改正で縮小される見通しとなった。12年の発売以降、国内のディーゼル車市場を再興した技術なだけに、販売会社には税負担の強まりに対する懸念が広がる。10日にもまとまる方向性に注目が集まっている。

 アンフィニ広島(広島市南区)の泉利実取締役は「力強さや長距離向きの走りが好まれてきたが、恩恵がなくなれば逆風となるのは間違いない」とみる。ディーゼルエンジン(DE)車はガソリン車より価格は高いものの、エコカー減税の対象。新車購入時と3年後の車検時の自動車重量税が免除され、割高感を一定に和らげてきた。

 同社では、主力車種のスポーツタイプ多目的車(SUV)CX―5の販売の6割をDE車が占める。「段階的な縮小など、経過措置がほしい」と願う。

 広島マツダ(中区)も、CX―5やCX―8の7割がDE車。浜中正行社長は「多少の影響はあるだろう」と覚悟する。「大きい車には力強いDEが適している。負担増ではなく走りの魅力に目を向けてもらえるよう試乗の提案に力を入れる」と身構える。

 ▽EV、燃料電池車と比べ燃費性能は見劣り
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