地方経済
フタバ図書、ネットカフェの紙屋町店31日閉店 1階のローソンも
2021/1/25 22:10
書店チェーンのフタバ図書(広島市西区)は31日、広島市中区紙屋町のインターネットカフェ「フタバ@アットカフェ紙屋町店」を閉店する。同社が市中心部で書店やネットカフェ店を閉じるのは、2019年8月以降で3カ所目。
アットカフェ紙屋町店は、大型の家電量販店や商業施設が立ち並ぶ一角にある大型複合店。1〜4階の延べ約1100平方メートルで、漫画本や雑誌、インターネットを楽しむネットカフェに加え、主に1人用のカラオケも備える。1階のコンビニ「ローソン」も同時に閉じる。
同社は1995年3月、このビルに進出。書籍やCD、DVDなどを売り、14年3月にアットカフェへ衣替えした。同店について「複合カフェとしてさまざまな取り組みをしてきたが、抜本的な収支改善に至らず採算が取れない」と説明。「新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが減少し、継続運営が難しい」と、閉店を判断した。
同社は事業の再編を進めており、広島市中心部の本通り商店街一帯から次々と撤退。フタバ図書八丁堀店を2019年8月に、同ギガ本通店も昨年8月に閉じた。(森岡恭子)
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