地方経済
【解説】新会社、難しいかじ取り フタバ図書事業譲渡
2021/1/28 23:34
大型複合書店を展開するフタバ図書(広島市西区)が、地元企業やファンド、業界大手の出資で再生に挑むことになった。書店業界の不況が続く中、多角化した事業に見合う売り上げをどう確保するのか。新会社は難しいかじ取りを迫られることになる。
フタバ図書は他社に先行するサービスを相次いで打ち出してきた。1986年にビデオレンタル事業へ本格参入。97年にはゲームソフトも扱う大型複合店を開き、2000年には本の買い取りも始めた。業界関係者は「勉強熱心で、注目されていた」と話す。
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