地方経済

広島駅ビルに「水の都」 JR西・25年開業、広場の概要公表

2021/2/18 22:10
駅ビル2階の広場のイメージ図。高架を通って駅南口(右側)から路面電車が入ってくる

駅ビル2階の広場のイメージ図。高架を通って駅南口(右側)から路面電車が入ってくる

 JR西日本広島支社は18日、2025年春に開業予定の広島駅ビル(広島市南区)の広場の概要を発表した。路面電車が乗り入れる2階と屋上の2カ所で、水の都の風景などを表現するデザイン。「広島らしい、にぎわいの核となる空間にしたい」と説明した。

 2階の広場は幅、奥行きとも約50メートルで、5階まで吹き抜けにする。南に大きな窓があり、差し込む光と壁のデザインで水面の揺らめきを表現した。高架を通って南から入ってくる路面電車の電停とJRの改札口が同じフロアにあり、商業施設とも一体になっている。

 新ビルは一部20階建てで、7〜9階に相当する屋上広場は約6千平方メートル。雁木(がんぎ)をイメージした大きな階段を設けて街を一望できるようにし、イベントでの利用も想定する。いずれも中区の建築事務所サポーズデザインオフィスが監修した。

 蔵原潮支社長は「交流や憩い、体験が生まれる場になれば。広島の顔となるビルにしたい」と強調。2階広場は「ビルを象徴する空間。路面電車とJRが一体になった造りは画期的だ」とした。ビルにはショッピングセンターやシネコン(複合映画館)、ホテルが入る。総事業費は約600億円。(新本恭子)


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  • 2025年春に完成する予定の新しい駅ビル
  • 駅ビル2階の広場のイメージ図。光を取り込む大きな窓が特徴だ
  • 屋上の広場。大きな階段は雁木(がんぎ)をイメージしている

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