地方経済

広電バス、平日163便減 過去10年最大規模、最終バスも前倒し

2021/3/30 23:28

 広島電鉄(広島市中区)は広島市や近郊の路線バスのダイヤを1日に改正する。3月13日の改正と合わせ、平日で3・4%に当たる163便を減らす。新型コロナウイルス禍で乗客が減っているため。過去10年で最大規模の減便で、最終バスの前倒しもする。

 土曜は202便(6・0%)、日曜祝日は116便(3・7%)減らす。平日も含め、広島バスセンター(中区)や県庁前(同)など広島市中心部と佐伯区や廿日市市、広島県府中町の団地を結ぶ路線などの運行が少なくなる。

 最終バスの繰り上げも目立つ。広島バス(中区)と運行し、JR広島駅(南区)を起点に中心部を循環する「エキまちループ」で午後8時以降の同駅発の便を取りやめ、7時55分発が最終になる。東浄小学校(東区)と仁保沖町(南区)や旭町(同)をつなぐ路線は終点の到着が最大で24分、広島駅(同)と広電吉田出張所(安芸高田市)の路線では最大45分、それぞれ早くなる。

 広電によると2月のバス利用者は前年同月比21・8%減の約203万人。平日は2割減、土日祝日は3割減だった。同社は「新型コロナの状況や利用動向を注視し、必要に応じて便数を検討する」と説明している。広島バスも1月、一部の路線で平日の最終便を30分繰り上げるなどダイヤを改正した。(松本真由子) 

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