地方経済

健康食を高齢者へ宅配 広島駅弁当、広島大と開発

2021/4/2 22:13
会見で「明日の食卓」をアピールする広島駅弁当の中島社長(右端)たち

会見で「明日の食卓」をアピールする広島駅弁当の中島社長(右端)たち

 広島駅弁当(広島市東区)は5日、広島大未病・予防医科学共創研究所(南区)と共同で開発した弁当を、在宅高齢者に配送する事業を始める。血圧を下げる作用があるとされる成分「GABA(ギャバ)」を作り出す乳酸菌を含むコメを使った。健康に配慮した食としてアピールする。

 「明日の食卓」とのブランド名で、日替わりでブリの唐揚げや豚肉の甘辛煮など126種類を用意する。ギャバを生成する植物乳酸菌G―15株の発酵物を粉末にし、コメと炊く。配送地域は広島、東広島市のいずれも一部と広島県府中、海田町。1食698円で送料無料。

 植物乳酸菌を研究する同研究所と共同で、昨年4月から開発を進めていた。今後は他の乳酸菌を使ったメニューの開発も目指す。

 同研究所とこのほど、南区の広島大霞キャンパスで記者会見した中島和雄社長は「健康長寿社会の実現に貢献したい」と話した。企業向け配食なども含め、同ブランドで5年以内に約43億円の売り上げを目指す。(森岡恭子)


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