地方経済
バイオマス発電所始動 広島県海田、広ガス・中電が出資
2021/4/2 22:13
広島ガス(広島市南区)と中国電力が出資する海田バイオマスパワー(広島県海田町)は、新設した海田発電所(同)の営業運転を始めた。燃料は木質バイオマスが主体で、再生可能エネルギーの拡大につなげる。
1日に開始した。広島県産の未利用木材や海外から輸入したペレット、ヤシ殻を年約40万トン使う。出力は11万2千キロワットで年間発電量は約8億キロワット時を想定。当初は約7億キロワット時を見込んでいたが、試運転時に効率の向上を確認した。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)で売る。
熱量ベースの比率でバイオマス燃料80%、石炭20%を燃やす。石炭だけを燃やす場合に比べ、二酸化炭素(CO2)を年55万トン程度減らせる。
海田バイオマスパワーは資本金35億円で、広ガスと中電の折半出資で2017年に設立。18年12月に着工した。海田発電所の新設に関わる総事業費は非公表。広ガスは「再生可能エネルギーの普及や広島県の林業振興に貢献したい」と説明する。(榎本直樹)
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