地方経済

鳥取県内のズワイガニ、水揚げ額最高 20年度「GoTo」で高騰

2021/4/12 22:03
競りにかけられる雄のズワイガニ「松葉ガニ」(2020年11月、鳥取市の鳥取港)

競りにかけられる雄のズワイガニ「松葉ガニ」(2020年11月、鳥取市の鳥取港)

 鳥取県は、全国有数の水揚げを誇るズワイガニの2020年度漁期(11月6日〜3月20日)の水揚げ金額が前年度比15・0%増の31億7497万円と、過去最高となったと発表した。観光と連携したPRで価格が上向く中、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の影響で雄の「松葉ガニ」などが高騰した。

 県水産課のまとめでは20年度、鳥取市、境港市、岩美町で水揚げされたズワイガニは、天候不順もあり前年度比9・3%減の7308トン。一方で1キロ当たりの単価は4344円と同26・7%増。「Go To」により、カニ料理付きの宿泊プランを提供する温泉旅館などからの引き合いが強まり、昨年12月に価格が高騰。「Go To」中止後の1月に急落したが、「貯金」が生きたという。

 種類別では、松葉ガニが18億2453万円(前年度比18・1%増)、雌の「親ガニ」が12億7232万円(同12・2%増)、脱皮まもない雄「若松葉ガニ」は7811万円(同5・9%減)だった。(小畑浩)

【関連記事】

松葉ガニ過去最高500万円 鳥取港初競り ギネス認定記録を更新

最高値は1匹50万円 「蟹取県」鳥取で松葉ガニ初競り

鳥取産の松葉ガニ、高騰から一転急落 GoTo停止による観光客減響く


この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日の経済ニュースの記事
一覧