地方経済

営業損益、3社は最高益 流通上場地場8社決算 食品や園芸用品が好調【フィーチャー】

2021/4/14 23:40
好調だった21年2月期決算を説明するジュンテンドーの飯塚社長=右(9日、広島市中区の広島商工会議所)

好調だった21年2月期決算を説明するジュンテンドーの飯塚社長=右(9日、広島市中区の広島商工会議所)

 上場している中国地方の流通業8社の2021年2月期連結決算(一部単独)が出そろった。新型コロナウイルスの流行に伴い自宅で過ごす人が増えたのを背景に食品や園芸用品が売れ、本業のもうけを示す営業損益は6社が増益だった。うち3社は最高益を記録した。今期は、巣ごもり需要の追い風が弱まるとみる社が多い。5社が減益・赤字を予想し、厳しい見方が目立った。

 「1年前には全く想像しなかった数字。過去と比べると特殊な決算」。ホームセンターのジュンテンドー(益田市)の飯塚正社長はコロナ禍の1年をこう振り返った。日曜大工や園芸用品の売り上げが急伸。新規の客が増え、営業利益は28年ぶりの高水準になった。

 好調な業績を受け、2019年以降控えていた出店の再開を決めた。飯塚社長は「老朽化した店を何とかしたかったが資金がなかった。利益を出せたので計画のピッチを上げたい」と投資を進める考えを示した。

 ハローズ(福山市)はインスタント食品や生鮮品、調味料が売れ、過去最高の営業利益だった。店はもともと24時間営業で通路幅も広い。「お客が分散して利用し、安心して買い物ができる状況につながった」と分析している。リテールパートナーズ(防府市)も最高益で「既存店への投資を進めたい」とする。

 ▽休業や時短、打撃
(ここまで 541文字/記事全文 1347文字)

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