地方経済

大和ハウス、広島西飛行場跡地で新たな産業団地の工事開始 工場や研究所誘致へ

2021/4/20 22:48
起工式があった産業団地の計画地。奥は北隣の産業団地で建設が進む中四国最大の物流施設

起工式があった産業団地の計画地。奥は北隣の産業団地で建設が進む中四国最大の物流施設

 大和ハウス工業(大阪市)は20日、広島市西区の広島県営広島西飛行場跡地で産業団地の開発を始めた。7万9千平方メートルを6区画に分けて販売する。北隣の9万8千平方メートルの敷地で整備している6区画と合わせ、工場や物流施設、研究所などの誘致に力を入れる。

 県有地を9日に取得し、工事を始めた。滑走路だった深さ1メートルのアスファルトを撤去するなど、2022年3月まで造成工事を進める。同時に、購入したい企業を募る。22年4月に工場などの建設を始め、23年3月に完成する予定。事業費は土地と建物で約170億円を見込む。

 敷地は6800〜1万6千平方メートルに分割して販売。南西角には公園を設ける。この日現地で起工式があり、野辺克則執行役員は「広島市中心部から近く、雇用も確保できる。既に多くの問い合わせがある」と説明。着工した産業団地で950人の雇用が生まれるとの見通しを示した。

 北側の産業団地は6区画中5区画で進出企業が決定。大和ハウスは、残り1区画も近く決まるとの見通しを示した。同社は団地内に建てている中四国最大の物流施設の内部も公開。5階建てで、現在は4階の柱を組み立てている。トラックが乗り入れられるよう、建物南東側には直径54メートルのらせん状のスロープを付けた。各階には長さ約160メートルの車道を用意した。

 施設は延べ9万6千平方メートルのうち2割が契約済み。残りも申し込みがあり、今年12月に6、7社で稼働を始める見込みという。(松本真由子)


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