地方経済

イケア予定地、住友不動産が購入 広島駅北「市の発展に寄与する」

2021/11/9 7:00
住友不動産が取得したイケアの新店予定地(奥)。時間貸しの平面駐車場となっている

住友不動産が取得したイケアの新店予定地(奥)。時間貸しの平面駐車場となっている

 スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人イケア・ジャパン(千葉県船橋市)が所有していたJR広島駅北口の二葉の里地区(広島市東区)の土地を、不動産大手の住友不動産(東京)が購入したことが8日、分かった。住友不動産は中国新聞の取材に「広島市の指導の下、市の発展に寄与する開発を検討していく」とコメントした。

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【広島再開発マップ】

 取得したのは、イケアが持っていた全1・88ヘクタール。開発の詳細や取得額は明らかにしなかった。所有者の変更を広島法務局へ届け出て、10月29日に受理された。住友不動産は分譲マンション事業のほか、オフィスビルやホテル、商業施設の開発・運営などを手掛けている。広島市では、2016年に完成した広島駅南口Bブロック(南区)の再開発事業に加わった。

 取得した土地は、広島市が「都心居住等の機能を主体に、広島駅に近接した利便性を生かした業務・商業等の機能が複合した土地利用とする」と10年1月に地区計画で定めている。

 同社は「地区計画や二葉の里地区のまちづくりガイドラインにのっとる」と説明。広島市都市機能調整部の城戸宏行部長は「駅周辺にふさわしい土地活用をしてもらいたい」と求めた。

 今回の土地は、イケアが13年6月の国有地の一般競争入札で取得。落札額は47億550万円だった。中四国地方初の出店を発表していたが、「戦略を見直した」として売却していた。15年から、時間貸しの平面駐車場として使われている。(松本真由子、筒井晴信、新山創)


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