ニュース

福島第1、デブリ取り出しを延期 コロナで英国の機器開発に遅れ

2020/12/24 21:34
 福島第1原発の溶融核燃料を取り出すため、英国で開発中の「ロボットアーム」(国際廃炉研究開発機構・三菱重工業提供)

 福島第1原発の溶融核燃料を取り出すため、英国で開発中の「ロボットアーム」(国際廃炉研究開発機構・三菱重工業提供)

 東京電力と経済産業省は24日、福島第1原発2号機で2021年に始める予定だった溶融核燃料(デブリ)の取り出し作業を延期すると発表した。英国での機器開発が新型コロナの影響で遅れていることが原因。「遅れは1年程度にとどめられるよう取り組む」としている。

 東電福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者は、41〜51年を目標とする廃炉完了時期への影響について「全体工程が遅れることはないと考えている」と否定した。

 経産省によると、取り出しに使うロボットアームの動作確認などを英国で行い、来年1月に日本に輸送する予定だったが、新型コロナの影響で困難な状況だという。


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

科学・環境・医療の最新記事
一覧

  • 自宅、宿泊療養17人死亡 (1/19)

     新型コロナ感染が確認された後、自宅やホテルなどの宿泊施設で療養中に症状が急速に悪化し、そのまま亡くなった人が昨年12月以降、少なくとも17人に上ることが19日、共同通信のまとめで分かった。無症状や軽...

  • コロナ死者、初の100人超 (1/19)

     国内で19日、新型コロナウイルス感染による1日当たりの死者が104人になり、初めて100人を超えた。厚生労働省によると、重症者は前日から28人増えて1001人で、初めて千人を超えた。感染者は新たに5...

  • 首相、病床逼迫解消へ最大限支援 (1/19)

     菅義偉首相は19日、新型コロナウイルス感染急増に対応するため緊急事態宣言の対象に追加した7府県の知事とテレビ会議で会談し、病床逼迫の解消に向けた連携で一致した。知事らは医療機関への経営支援などを求め...

  • 東京で16人死亡、重症最多 (1/19)

     東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1240人報告されたと明らかにした。累計は8万7914人となった。昨年12月19日から今月18日までの間に60〜90代の男女16人の死亡も確認され、...

  • 病床の半数、症状なし患者が使用 (1/19)

     医学部のある国公私立大学が参加する全国医学部長病院長会議は19日、大学病院の新型コロナウイルス患者受け入れ状況(6日午前0時時点)の調査結果を発表した。埼玉、千葉、東京、神奈川の1都3県では中等症・...