20年の中国、2・3%成長 文革以来44年ぶり低水準
2021/1/18 12:12
【北京共同】中国国家統計局が18日発表した2020年の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年比2・3%増だった。新型コロナ感染症が経済を直撃し、伸び率は19年から3・7ポイント減となった。文化大革命の混乱で1976年に経験したマイナス成長(1・57%減)こそ回避したが、44年ぶりの低い成長率となった。世界銀行などの予測は上回った。
減速は3年連続。他国に先駆けて通年でのプラス成長を確保したため、今後の世界経済のけん引役が期待されるが、各国でのコロナ再流行による外需低迷が懸念される。地方政府のインフラ投資は息切れとなる可能性もある。
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