感染症に罰則、強く反対 ハンセン病弁護団が声明
2021/1/26 12:06
ハンセン病違憲国賠訴訟全国弁護団連絡会は26日、新型コロナウイルスの問題で入院拒否などに罰則を科すとする感染症法改正案について「強く反対し、見直しを求める」との声明を出した。過去の人権侵害に触れ「罰則で感染者を取り締まる改正案は、歴史的教訓に学ばず、感染者・患者の基本的人権を脅かす」と主張している。
声明は強制隔離政策により甚大な被害が出たハンセン病問題の歴史を振り返り「特定の患者を、法律に基づいて隔離すべき者と位置づけたことが、社会に偏見と差別を生み出し、社会の中での居場所を失わせた」と指摘。現行法はこの過ちへの反省に立っている点を強調した。
あなたにおすすめの記事
科学・環境・医療の最新記事
-
顧客情報6千件超複製疑い 元携帯販売会社の男逮捕 [社会] (3/3 23:58)
-
ミャンマーのデモ、38人死亡 クーデター後最多に [国際] (3/4 5:18)
-
NY円、106円後半 [経済] (3/3 22:51)
-
男子15キロフリー、馬場19位 世界ノルディック第7日 [スポーツ] (3/3 23:46)
-
海外観客「見送り」で政府調整 5者協議、月内判断で合意 [スポーツ] (3/3 23:53)
【ニューデリー共同】インドのワクチン製造会社バーラト・バイオテックは3日、臨床試験中ながら既に接種が始まった同社製新型コロナウイルスワクチンについて、暫定的な有効性を81%と発表した。 有効性などの...
厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は3日、緊急事態宣言の対象地域となっている埼玉と千葉、東京、神奈川の4都県について「新規感染者の減少スピードが鈍化し、病床使用率の高い地域がある...
国内で3日、新たに1244人の新型コロナウイルス感染者が確認された。東京316人、千葉164人、神奈川139人など。死者は東京19人、埼玉と兵庫で各8人など計63人が確認された。 厚生労働省によると...
【台北共同】英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンが3日、台湾北部の桃園国際空港に到着した。台湾にワクチンが届いたのは初めて。11万7千回分。 陳時中衛生福利部長(衛生相)は記者会見...
【ベルリン共同】ドイツのシュルツェ環境相は3日までに、2011年の東京電力福島第1原発事故を受けて決めた脱原発が「全く支障なく進んでいる」と強調、22年末に全17基の原子炉廃止が計画通り実現するとの...